【三重】シャープ三重工場前でフィリピン人派遣労働者がマスク生産の仕事を求めデモ活動を行いました
新型コロナウイルスによる需要の伸びで、政府から補助を受けてマスク生産を始めた多気町のシャープ三重工場の正門前で9日、マスク生産の仕事を求めてデモ活動が行われました。
デモを行ったのはフィリピン人の派遣労働者ら約40人。シャープ液晶パネルの需要落ち込みで、2018年には亀山工場の外国人労働者が雇い止めにあい、2019年からは三重工場で働く外国人労働者の勤務日数が減らされているそうです。
SPUが加盟するユニオンみえはこの日、戴正呉社長にあて、組合員を優先的にマスク製造ラインで働かせることを求める要求書を出しました。
鈴木英敬知事に対しても、経済活動縮小による解雇や雇い止めがないよう事業主への周知徹底を求める要請書を出したそうです。
日本人でも仕事の状況が悪化している人が多い今、外国人労働者の方は更に厳しい状況の方もおられることと思います。
シャープ三重工場に限らず、今困っている人たちへ支援がいきわたるようになってほしいものですね。