【三重】シャープ製マスク、生産決定から1ヵ月で出荷開始!一般販売はWEBのみ、予約はできません
2020年3月24日から三重県多気郡多気町の自社工場で不織布マスクの生産を始めたシャープ、3月31日にはマスクの出荷を開始しました。この日出荷されたのは第1弾政府調達向けのマスク、出荷した量は非公開です。
日本政府からの要請に応じて2月28日にマスクの生産を決定してから1ヵ月、三重工場にあったクリーンルームを活かしての柔軟でスピーディーな対応に驚きです。その理由の1つは親会社の鴻海精密工業が今年2月から中国でマスクの生産を開始していたこと。技術者を中国から派遣したおかげで、すぐに生産体制を組むことができたのだそうです。
交代制で24時間操業、2ラインで15万枚を日産し、将来的には5ラインまで拡張し日産50万枚を目指しています。
販売時期、価格などは未定ですが、政府調達向けが落ち着いた後、シャープの販売サイト「SHARP COCORO LIFE」でも購入できるようにするということです。一般の薬局やスーパーには流通せず、自社サイトのみでの販売、予約や海外への発送も不可です。
なお本日より生産開始したマスクは、3月下旬には出荷できますが、まずは政府への納入を優先します。より切実にマスクを必要とされる場所へ提供を図るためです。その後、一般向けには自社のECサイトでのみ販売する予定です。 https://t.co/XV450iC9Sg pic.twitter.com/t8OUiM7h7l
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) March 24, 2020
現時点では大人用のマスクのみで、将来的にはほかのサイズの商品化も検討するそうです。
サイトでの販売はいつになるのでしょうか、注目していきたいと思います。
シャープは事業の幅を広げるため今後もマスク生産事業を継続していく予定です。