【三重】都道府県で初、LGBTなど性的少数者への差別防止として「アウティング」を禁じる条例が制定されます!アウティングって?
三重県で都道府県で初の条例の制定がなされます。
鈴木英敬知事は2020年6月3日の県議会本会議で、LGBTなど性的少数者への差別防止のため、性的指向や性自認を本人に無断で暴露する「アウティング」の禁止などを盛り込んだ新たな条例を制定する考えを表明しました。
アウティングを禁じる条例の制定は都道府県では初めてだそうです。
県民の皆様に、性の多様性を一層ご理解いただき、LGBTの方々への差別や偏見をなくすため、独自条例制定を表明しました。都道府県初のカミングアウト強制やアウティング(本人の了解を得ず第三者に性的指向等を暴露)を禁止する規定も盛り込む予定です。下記リンクご覧下さい。https://t.co/F6M0o0QRfQ
— すずき英敬(えいけい) 三重県知事 (@eikeisuzuki) June 3, 2020
ネットでは賛同の声が多数上がりました。
三重県で
性的指向を本人の同意なく公表してはいけない
となりそうです。当たり前だよね?
ってことを
ちゃんと条約にすることの大切さ。広まれー#LGBT
— ちまき 一端担うナガレ ボシオ (@chimakigreeeen) June 3, 2020
三重県の
LGBTの条約みたいなやつ。
いいと思う。
もっと広まって欲しい。
強制して言わせる事じゃないもの。
言いたきゃいえばいいし
内緒にしたいなら内緒でいいじゃないか〜— まる (@mArU_maaarru) June 3, 2020
鈴木知事は、アウティングについて「当事者を傷つけるだけでなく、家族関係や就労環境を不安定なものにしたり、友人との人間関係を分断し孤立に追い込んだりしかねない」と厳しく批判。
本人に性的指向などのカミングアウトを強制することも条例で禁止する方針を示しています。
罰則については今後、有識者会議を設置し今年度中の制定を目指すそうです。
「多様な性自認、性的指向について広く理解してもらい、いろんな立場の人たちが暮らしやすい県にしていきたい」と考える鈴木知事、三重県がより良い方向へ向かうよう期待しています。