マンボウやペンギンなどの展示で親しまれた志摩市の水族館「志摩マリンランド」が2021年3月31日(水)で営業を休止します。

【おしらせ】
志摩マリンランドは2021年3月31日をもって、営業休止致します。
51年間続けられたことも、皆様に愛されたおかげです。
2021年3月31日までは、いつも通り営業しています。
このご時世ではありますが、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。従業員一同心よりお待ち致しております。 pic.twitter.com/F70ZnmrJWx

— 志摩マリンランド(公式) (@shimamarineland) January 29, 2021

1970年に開館して以来約51年、建物・設備の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難であると判断され、営業休止が決定しました。飼育している動物類は営業休止後も飼育を行いながら複数の施設に受け入れを依頼する協議が進められるそうです。

1月29日の休館発表から別れを惜しむ来館者が激増しており、館のシンボル・マンボウのグッズは、入荷してもすぐに売り切れる状態。

画像はイメージ

平日でも、120台を収容する駐車場は満車状態。週末は開館前から入場を待つ長い列ができているそうです。
付近にも臨時駐車場はなく、満車でも大型定期バスが入ってくるので、敷地内で待つことは出来ません。館前の公道でも待つことは出来ず、タイミングよく駐車場が空き次第走って来た車に対して、駐車場に誘導されることになっています。

少しでも混雑を分散させるために今月20日からは最終入場時間が一時間繰り下げられ、午後5時半になりました。閉館時間も午後6時まで延長されています。

当館で繁殖したマツカサウオも久々に展示水槽に登場です！
2尾展示しておりますが、そのうち1尾は国内で初めてマツカサウオの繁殖に成功し、日本動物園水族館協会から繁殖賞を受賞した個体です。#特別展_ザ・ファイナル pic.twitter.com/QpWyYMONfM

— 志摩マリンランド(公式) (@shimamarineland) March 23, 2021

新型コロナウイルス感染対策として、定期的に消毒や換気などを実施していますが、当日の混雑状況を見て、急遽、入場者の入館制限を行う可能性もあるということです。

閉館前最後の週末、大変な混雑が予想されます。来場予定のある方は駐車場や混雑の状況を考慮した上でお出かけください。平日の分散も良いかもしれませんね。

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