【鈴鹿市・亀山市】卵には毒があるので触っちゃダメ!スクミリンゴガイが発生しています
近年国内でスクミリンゴガイが発生しており鈴鹿、亀山市内でも稲などの食害被害が報告されています。
スクモリンゴガイ、通称ジャンボタニシは要注意外来生物で日本へは食用として1981年に台湾から長崎県と和歌山県に初めて持ち込まれました。その後養殖場は35都道府県の500か所にものぼりましたが、需要が上がらず採算が取れないため、廃棄されたそうです。
有害動物に指定された1984年以降、廃棄されたり養殖場から逸出したものが野生化し、分布を広げています。
野生化した貝が生育初期の稲を加害し、各国で問題になっています。寒さに弱い生態の為、九州など西南暖地の水田で被害が生じています。
水田管理者の方は翌年の作付に向けてほ場の耕起や用水路の泥揚げをするなど対策をお願いします。卵には毒がありますので素手で触らないようご注意ください。
カタツムリのような見た目や鮮やかな色の卵、お子様が誤って触らないようにもご注意ください。
(ベルバンビ)